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■ キー画像
単純CT(横断像)
造影CT(横断像)
造影CT(冠状断像)
造影CT(矢状断像)
T1強調像 (横断像)
脂肪抑制T1強調像
(横断像)
造影後脂肪抑制
T1強調像(横断像)
subtraction
脂肪抑制T2強調像
(横断像)
T2強調像(冠状断像)
造影後脂肪抑制
T1強調像(矢状断像)
T2強調像(矢状断像)

■ 画像所見  MRIでは、骨盤内から臍上レベルに及ぶ嚢胞性腫瘤がみられ、内部は隔壁様構造で二分されていた。一方のloculusはT1強調像および脂肪抑制T2強調像で高信号を示し、もう一方のloculusはT1強調像で低信号、脂肪抑制T2強調像で高信号を示した。隔壁には、増強効果を有さない羊歯状の陰影が付着していた。脂肪成分は認められなかった。CTでは石灰化を認めず、リンパ節腫大や他臓器への転移、腹水はみられなかった。

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