| ■ 画像所見 |
- 腹部単純X-P：横行結腸を中心とする大腸ガス、小腸ガスの貯留と軽度のNiveauを認める。free gassは認めない。
- CT：十二指腸を含む空腸の著明な壁肥厚と造影効果の亢進を認める。回腸にも同様の所見を認めるが、十二指腸、空腸に比較すると軽度である。回盲部や大腸に異常所見は認めない。Morison窩、骨盤内に少量の腹水を認める。
- GIF：胃角部小弯に発赤、十二指腸下行脚から水平脚にかけて粘膜の浮腫性変化、強い毛細血管の拡張、易出血性を認めた。
- CF：上行結腸に小アフタ、回盲部から回腸末端に粘膜の浮腫性変化、多発する血管に沿った発赤、びらんを認めた。
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