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放射線科
CT検査で用いる造影剤について(Q&A)
Q. 造影剤とは何ですか?
   
A. CT検査では、ヨード造影剤という検査薬が使われます。診断にあたって情報量を増やすために血管(静脈内)注射します。造影剤は全身に拡がり、血管の状態、臓器や病変部の血流状態がわかります。腎機能が正常であれば、注射後6時間で約90%が、やがて全てが、尿から排泄されます

 

Q. 造影剤とは何ですか?
   
A. CT検査では、ヨード造影剤という検査薬が使われます。診断にあたって情報量を増やすために血管(静脈内)注射します。造影剤は全身に拡がり、血管の状態、臓器や病変部の血流状態がわかります。腎機能が正常であれば、注射後6時間で約90%が、やがて全てが、尿から排泄されます

 

Q. どのような体質にも造影検査はできるのでしょうか?
   
A. アレルギー体質(喘息、アレルギー性鼻炎、発疹、蕁麻疹など)の方の副作用発現率は高く7-8 %といわれています。また、造影剤を使うと腎臓の悪い人では腎機能を更に悪化させることがあります。次に該当する方は前もって、主治医にお知らせ下さい。
(1)以前、造影剤で具合が悪くなったことがある。
(2)アレルギーがある。
(3)腎臓の病気がある。

 

Q. 造影剤を用いた検査ではどのような危険性があるのでしょうか?
   

A.

1.造影剤アレルギーとしての副作用
最近では、副作用の少ないものが開発されていますが、軽微なものを含めて、約3%の患者さんに副作用が生じます。
 ほとんどは気分が悪くなったり、吐いたり、じんま疹が出たり、かゆくなったりといった、軽く一時的なものです。しかし、まれに冷や汗がでたり、胸が苦しくなったりすることがあります。極めてまれ(10万人に1人)ですが、ショック、死亡などの重篤な報告もあります。
 またこれもまれですが、検査が終わって数時間から数日後に体がだるくなったり、頭痛がしたり、じんま疹が出ることがあります。
 

2.造影剤が血管外へ漏れる危険性
造影剤が血管外に大量に漏れたとき、皮膚潰瘍や手の感覚異常、運動障害が起こる可能性があります。

 

Q. 広島大学病院での緊急時の対応について教えて下さい。
   

A.

1.検査中や直後の副作用
担当医が見守っており、何かあれば至急対応します。
 

2.検査後時間が経ってから起こる副作用
検査終了数時間から数日後に先に述べたような症状や、他に何らかの異常があらわれた場合には、来院されるか、受診科まで電話でご連絡下さい。



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